保育園は子どもの身の回りの世話をするのも仕事の一環です。トイレや手洗い、着替えなどといった大人なら何気なく出来る簡単な動作でも、子どもにとっては非常に難しいという場合もあります。そのようなときに、しっかりと子どもがそれを成し遂げるように手を差し伸べてあげることによって子どもの自尊心を養い、生活に必要な力を身につけることができるのです。
しかし、手助けをするといっても、そのサポートの仕方が過保護過ぎてはいけません。また、時間がかかるからといって、子どもに何もやらせないというのも間違っています。その子がその動作をしっかりと覚えるまで、根気よく待ってあげるという姿勢が大切になっています。もしも今まで出来なかったことが出来るようになれば、本人は元より、その家族にも大きな喜びとなるのです。
生活の基本的な習慣を覚えるということも保育園の大切な仕事です。そのために保育士は子どもに対して適切なアプローチをすることが大切になります。子どもは人それぞれ個性が違うため、その子に一番最適なコミュニケーションをしながら生活習慣を覚えさせてあげることが求められるのです。このことが保育園で求められる仕事のひとつとして挙げられるのです。
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