子どもの保育以外にも保育士が行うべき仕事はたくさんあります。その中でも、保育の準備というのは極めて重要なものになります。保育士は当然ですが子どもたちと同じように遊んでいるわけではありません。その遊びが子どもたちにとってどのような効果をもたらすのか考えながら動いています。そのため、何気なく遊んでいるようでも、そのための準備は怠ってはいけないのです。
たとえば、工作などで必要なセロテープやのり、ハサミなどは準備しなければいけませんし、その使い方によっては怪我をしてしまうかもしれないので、子どもたちが分かりやすいような指導を考えます。そして、それを使って何を作るのかも順序立てて計画をしていき、すべての子どもに達成感が得られるような時間にするよう心がけるのです。
子どもたちがそのレクレーションを楽しんでいる間にも、保育士はその一挙手一投足に目を光らせていなければいけません。もしも途中でつまづいてしまったり、つまらなそうにしているような子どもがいたらすかさず手を差し伸べ、その時間をきちんと楽しめるようにアプローチします。そうすることによって、子どもの健やかな成長に繋がるのです。このことからも保育士の大切な仕事だということが分かるでしょう。
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